彫金でよく耳にする言葉【槌目】。
今回は槌目真鍮ネックレスから、プレートへ槌目の加工を施す作業をご紹介🔨
真鍮をしずく形に切り出し、火にかけ（焼き鈍し＝火にかけることで金属の分子結合が緩み柔らかくなります）、加工しやすいように柔らかくしたものを先を丸く加工した金槌のような道具で、絶妙な力加減で叩きます。
強く叩き過ぎるとプレートが歪み、完成時にいびつな形となり、逆に弱すぎると槌目の入りが甘く、見た目に締まりがなく、ぼやけてしまいます。
ここは好みではありますが、agraceの雫プレートはしっかり槌目を入れたいので、やや強めに叩いております。
この後、叩いた際にできる縁の歪みをヤスリで整え、鏡面へと磨き上げます。
只今Base店での取り扱い準備が整っていないため、同じ槌目のリングをご紹介させて頂きます。
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